ニコちゃんのはるはる

パニック障害の旦那と3匹のワンコとのんびり暮らしています。『はるはる』とはハングルで1日1日のことです。笑顔と私らしくをモットーに、日々を大切に生きています。仕事や生活、オタ活について書いていきます。まずは楽しくいきます!目指せ継続!目指せブロガー!

上京したい人を応援します!~Uターンして気づいたこと。充実した10年を振り返って~

こんにちは ニコちゃんです。

 

本当にお久しぶりになってしまいました。

 

退職や引っ越しをしまして、

 

バタバタと1か月を過ごしておりました。

 

私事ですが、先月実家のある新潟へUターンしました。

 

去年からずっと考えていました。

 

このご時世で本当にいいのかと考えましたが、

 

これを逃したら、もう出来なくなるのではないかなと思い、

 

決断しました。

 

地元新潟が大好きで、

 

まさか新潟を離れるなんて考えていなかった私が、

 

10年間、千葉や東京に住んでみて、

 

どうだったのか...

 

Uターンを決断し、戻ってきた今、何を考えるのか...

 

結論から言いますと、

 

都会に出て、良かった!

 

自分の人生の中の一部の時間として、

 

本当に充実した時間で、

 

地元を出なければわからなかったことを知れたと思うし、

 

地元の良さも知れました。

 

そして、家族の大切さも。

 

地方からの上京やUターンを考えている方に、

 

少しでも参考にしてもらえたらいいなと思います。

 

 

 

 

千葉移住のきっかけ

 

約10年前、私は千葉へ移住しました。

 

その時は、地元新潟が好きでしたし、

 

仕事もしていましたし、

 

新潟での生活に困ることもありませんでした。

 

周りの友達も地元で就職し、上京している人もいなかったですし、

 

私はずーっと地元で生活していくものと考えていました。

 

全く、都会への憧れもありませんでしたし、

 

ましてや、人混みは苦手でした。

 

東京は遊びに行く程度で十分!

 

という考えでした。

 

自然たくさんの方が好きでしたし、

 

休みに一人で公園でまったり過ごすことが好きでした。

 

その私の考えを変えたのは、その当時は彼氏だった現旦那でした。

 

ディズニーリゾートが大好きで、

 

シーズンイベントごとや誕生日に車で行っていました。

 

たまに、日帰りで行くという強行も...

 

そんな中、旦那が、

 

「こんなに新潟から行ってるなら、向こうに住んだほうが良くない?

 

年パス買えるじゃん」

 

と...

 

年パスなんて、夢みたいなハッピーフリーパス。

 

30歳手前だったし、職業柄すぐに再就職もできるだろうし、

 

行ってみようかな...

 

ディズニーリゾートの近くに住めるなんて夢みたい!

 

と、そんな簡単に考え、

 

千葉の船橋へ移住することになりました。

 

あんなに新潟を出ることはないと考えていた人間が、

 

こんなに簡単に新潟を離れることにしたのです...

 

本当に、人生、何がきっかけになるかわかりません。

 

理由が、人に簡単に話せないため、

 

旦那の仕事のためという理由にしましたが、

 

本当は、ディズニーの近くに住みたいということですから。

 

親や友達にも素直に話せるわけありません。

 

でも、実際はこんな感じです。

 

 

千葉生活

 

船橋に移住し、念願のディズニーリゾートまでは、

 

なんと車で30分

 

道路が空いていれば、30分もかからないし!

 

ちょっとグッズを買いに!

 

ちょっとご飯食べに!

 

なーんてこともできちゃうのです!

 

お昼ごろに行き、パレードやショーを見て、

 

夕ご飯までに帰るなんて、贅沢

 

夢のような生活でした。

 

もちろん、念願の年パスも手に入れて、

 

本当に楽しかったです。

 

理想は、リゾートの花火が見えるくらい近いところに住みたかったのですが、

 

そこは叶いませんでした。

 

でも、十分楽しくて充実したディズニー生活を過ごしました。

 

ディズニーだけではなく、

 

大型ショッピングセンターも近く、

 

電車を使用すれば、

 

都内にもすぐに出ることができ、

 

遊びに行くところには困りませんでした。

 

でも、始めはホームシックにもなりました。

 

ふとした時に、

 

新潟に帰りたいという漠然とした寂しさや悲しさに陥りました。

 

それがいつから薄れてきたのかは、わかりませんが、

 

いつのまにか、生活にも慣れ

 

楽しくなり、当たり前になっていきました

 

都内の人混みには慣れませんでしたし、

 

相変わらず、人混みで酔いますが、

 

ライブやイベントに一人で電車で都内に行くとかも

 

出来ちゃっていました。

 

何気に関東生活を楽しんでいたんですね。

 

東京ではなく、千葉というのも良かったのかもしれません。

 

千葉でも都内寄りでしたので、

 

職場は千葉で車通勤も可能、

 

遊びに行くのは都内まですぐに行けるという状況でした。

 

旦那の仕事で、10か月ほど都内に引っ越しをしました。

 

それもそれで、刺激的でした。

 

その時はまだ船橋で働いていたので、

 

都内から通勤していました。

 

噂の朝の通勤満員電車...

 

経験しました...

 

通勤する人たちの人の流れを見て、

 

「こうやって、ずーっと通勤していくんだな。

 

なんか悲しいよね...」

 

なんてなぜか思い、

 

「私は無理だぁ」

 

と思っていましたね。

 

なんだか、空しくなるんです。

 

片道2時間くらいかけて通勤していました。

 

これもいい経験でした。

 

都内では、車を運転することはなかったです。

 

買い物は近所のスーパーまで自転車で行けますし、

 

駅まで自転車で行けば、どこにでも行けます。

 

都内を運転するのも怖くて、

 

少しの間、ペーパードライバーになりました。

 

自分が都民になるなんて思ってもみなかったんですけど、

 

今考えると、少しの間だったし、

 

楽しかったかなと思います。

 

結局、また旦那の仕事都合で、千葉の柏に引っ越しをしました。

 

柏市も都内に近かったですが、

 

やっぱり、船橋の方が便は良かったです。

 

都内に引っ越しをしてから、

 

ディズニーリゾートへ行きにくくなってしまい、

 

足が遠のいてしまってから、

 

年パス所有も辞めました。

 

あんなに行っていたのに...

  

 

ディズニーは今でももちろん大好きですよ。

 

今度は、新潟から行くと、

 

新鮮になり、ディズニー熱再燃するかもしれませんね。

 

 

オタ活満喫

 

 

千葉に住んでいる間に、

 

オタ活も満喫しておりました。

 

新潟に帰ることで、

 

心配&寂しかったのは、

 

オタ活から離れてしまうんではないか...

 

ということでした。

 

ライブへ行くのも、宿泊ありになり、

 

お金もかかるようになります。

 

イベントに簡単に電車で行くということが出来なくなるので、

 

ハイタッチ会やイベントには行けなくなるかもしれません。

 

もちろん、イベントにも北海道等から参加している方々が

 

たくさんいるのを知っているので、

 

気持ち&体力次第なんだと思いますが...

 

でも、やっぱり、なんだかんだ東京や大阪なんですよ。

 

なにかを配布するとか、販売するとか...

 

地方の疎外感です。

 

「今までのようにはいかなくなるんだ」ということを

 

実感させられます。

 

そんな矢先、コロナウイルスにより、ライブやイベントは

 

出来なくなってしまいましたし、

 

理由もわからず、

 

ファンクラブも終了...

 

タイミングが良かったのか...

 

さらに、今後が見えなくなり、

 

これからのオタ活がみえません。

 

でも、

 

新潟からだって応援はできるし、

 

私のできる範囲で、これからも応援していくことにします。

 

関東にいる間に、オタ活たくさんできて、

 

本当に幸せだったなぁと思えます。

 

 

Uターンを決心した出来事

 

そんな充実していた生活の中で、

 

新潟に戻ろうと考え始めたのは、

 

はっきりいつ頃とかはありません。

 

旦那が精神疾患を患って、仕事が思うようにできなくなり、

 

家計もきつい日々もありました。

 

私の中でも、精神的にきつい日々もあったけど、

 

どこにも助けを求めることができませんでした。

 

簡単に話せることでもなかったですし、

 

性格的にも、人になんでも話せるタイプではなかったので。

 

私の親も、旦那の親も心配していました。

 

近くに助けを求められる場所が必要だと感じました。

 

何かがあってからでは遅いですし、

 

この先も何があるかわかりませんから。

 

お互いに健康で、何の問題もなく生活していたら、

 

あのまま関東で生活していたかもしれません。

 

そして、自分も歳をとりますが、もちろん

 

親が歳をとっていきます。

 

新潟には年に1回帰るか帰らないかで、

 

帰らない年もありました。

 

母親は、仕事の都合で関東や関西方面に来ると、

 

帰りに寄ってくれて、

 

一緒におでかけしたりしました。

 

それが、新鮮でしたね。

 

新潟にいたときは、

 

近かったのに、実家にはあまり帰っていなかったです。

 

一緒におでかけなんてしなかったです。

 

兄弟はいますが娘は私一人なので、

 

娘に近くにいてほしいと思うと、母親は言っていました。

 

嫁もいますが、

 

嫁と娘は違うといい、

 

帰ってきてほしいと思っていたようです。

 

あまり私にいろいろ言う親ではなかったので、

 

催促はされたことはなかったですが、

 

いつ帰ってくるの?とたまに聞かれたくらいでした。

 

ある日、母親と二人でおでかけしているときに、

 

 

「あと何回会えるのかね」

 

と言われたんです。

 

祖母が亡くなった年齢に母親が近づき、

 

いつ何があるかわからない中で、

 

母親もふとそう思うとのこと。

 

私も、はっとしました。

 

当たり前にいる親も、高齢になっていくなかで、

 

本当にあと何回会えるのか...

 

なんだか、心にグサッと刺さった言葉でした。

 

さいころから、友達親子ではありませんでしたし、

 

仲がすごくいいわけでもなく、悪いわけでもく、

 

いろいろあった時期もありました。

 

けど、親は親なんですよね。

 

父親も口数が多い方ではないですが、あまり帰らないと

 

「いつ帰ってくるんだ?」

 

と、母親に聞いていたらしいです。

 

そして、決定的な出来事が、

 

昨年の春に、弟が亡くなったことで、

 

いつか帰ろうが、

 

早く帰ろうに変わりました。

 

弟も、

 

「おねぇはいつ帰ってくるの?」

 

と聞いていたそうです。

 

最後、いつ会ったのかも思い出せません。

 

実家に帰れば、当たり前にいると思っていた人が、

 

今は帰ってもいません。

 

帰りを待ってくれている人がいることも、

 

それが幸せなことだってことも、

 

その時の私は気づいていませんでした。

 

いつも千葉へ帰るときは、家族で玄関で見送ってくれました。

 

そんな当たり前のことが、とても幸せだったということ。

 

当たり前のことは当たり前ではないということ。

 

離れているということは、

 

その時が最後になる可能性があること。

 

すぐ駆け付けたいときに、駆け付けられないこと。

 

もう、後悔はなるべくしたくないこと。

 

本当にいろいろ考えました。

 

でも、私にとって何が大切か、

 

どうしたいのか、

 

考えたときに、

 

新潟に帰ろう

 

という思いになりました。

 

旦那も、そうしたいなら、帰ろうと言ってくれ、

 

準備をし始めました。

 

今までは、自分がしたいことや、

 

楽しいことをしてきました。

 

これからは、自分だけではなくて

 

家族のことも考えていけるように

 

少しでも後悔しないように

 

生きていきたいと思うようになりました。

 

私も歳をとったんですね。

 

ちょっと遅かったかもしれませんが...

 

やっと気づいたのかもしれません。

 

大切なことに...

 

 

自分の中で変わったこと

 

地元好き!

 

生涯新潟!

 

と言っていた私が10年間、関東で暮らしてみて、

 

変わったこと、感じることができたこと、

 

たくさんあります。

 

関東に行かなかったら、わからなかったことたくさんあります。

 

もちろん、ずっと地元にいる生活も、

 

十分幸せだったと思います。

 

 でも、今は想像ができないですね。

 

悩んだり、ホームシックになったりもしたけど、

 

私の人生で、この10年間は、

 

とても充実していたし、

 

貴重な10年でした。

 

関東に住んで良かったです。

 

私の考えや生き方を大きく変えてくれたと思います。

 

人生を豊かにしてくれたと思います。

 

たくさんのことに興味を持たせてくれたので、

 

本当に楽しい時間がたくさんありました。

 

綺麗になりたいとか、若くいたい

 

おしゃれしたい

 

そう思わせてくれて、興味を持つ機会をくれました。

 

そんな出会いを与えてくれました。

 

実際、メイクもファッションも変わりました。

 

そんな自分もいることに気づきました。

 

新潟にいたら感じることができなかった、

 

楽しいと思えることをたくさん教えてくれたと思います。

 

たくさんの人との出会いもあり、

 

本当に感謝しています。

 

そして、新潟の良さもたくさん知りました。

 

そりゃあ、不便はありますけど、

 

空気も水も食べ物もおいしいです

 

せかせかしていない生活も好きです。

 

たくさん得たものの中で、

 

これからの生活で、失いたくないものの一つですが、

 

これでいいか!こんなもんだ!

 

とだんだん妥協していき、

 

満足してしまうこと...

 

どうでしょうか。

 

数か月後にはどうなっているのか、

 

少し怖い気もします。

 

 

上京を考えているかたへ 

 

何か目標があり、上京したいと考えている方や、

 

漠然と上京したいと変えている方、

 

とにかく東京に行きたい、都会に行きたいと考えている方。

 

私は、一度行ってみることをお勧めします。

 

もちろん、合わない方もいると思います。

 

無理してとかではなく、

 

行きたいと考えた方には、行ってほしいなと思います。

 

やっぱり、地方ではわからないこと、

 

感じれないこと、たくさんあります。

 

挫折することもあるかもしれません。

 

けど、行ってみないとわからないですから。

 

そして、地元を離れることで、

 

地元の良さ、家族の大切さを知ることができます。

 

いつも当たり前にいる存在の大切さ、

 

やさしさ、暖かさ...

 

地元の心地よさ...

 

上京しなくたって、気づいているすばらしい方もたくさんいると思いますが、

 

大抵は、離れてから気づくことがたくさんあります。

 

若くて体力もあるうちに、

 

経験できることは、たくさん経験することは、

 

やっぱり、人生のプラスになると思います。

 

千葉に住んでた時、

 

「帰れる場所があるっていいね」

 

と、言われたことがあります。

 

そんな風に考えたことがなかったけど、

 

確かに、帰れる場所があるっていいです。

 

いつでも帰れるんですから。

 

そんな地元があることを忘れず、

 

挑戦してみたい方は、

 

頑張って!

 

と応援したいです。

 

人それぞれ、人生は違います。

 

幸せの感じ方も違います。

 

どれが正解なんてありませんし、

 

お手本なんてありません。

 

自分の人生ですから。

 

自分の最期の時に、

 

「あぁ、こんな人生だったけど、

楽しかったなぁ、幸せだったな」

 

と思えるように。

 

私が力になれることがあれば、

 

応援していきたいと思います。

 

さて、これからの私の人生はどうなるかわかりませんが、

 

家族と一緒に、

 

そろそろ落ち着いて生活していこうと思います。

 

 

最後まで読んで頂き、

 

ありがとうございました。