ニコちゃんのはるはる

パニック障害の旦那と3匹のワンコとのんびり暮らしています。『はるはる』とはハングルで1日1日のことです。笑顔と私らしくをモットーに、日々を大切に生きています。仕事や生活、オタ活について書いていきます。まずは楽しくいきます!目指せ継続!目指せブロガー!

カサンドラ症候群って知っていますか?パニック障害のだんなとの生活で感じる孤独感

こんにちは ニコちゃんです。

 

パニック障害のだんなと生活しています。

 

以前のブログでお話した、カサンドラ症候群について、

まだまだ知らない方が多いと思いますので、

私なりにいろいろ調べたことをご紹介できたらと思います。

 

だんなはパニック障害ですが、未診断ですがアスペルガー症候群の気もあります。

 

私の気持ちに気づいてくれた上司が教えてくれました。

カサンドラ症候群について調べると、

私もカサンドラ症候群かもしれないと思いました。


私だけこんなに考えて、悩んで、つらくって、
誰も私の気持ちなんてわかってくれない。
誰かに言ったって仕方ない。

圧倒的 孤独感

それをどこにも表出できないから、

だんなにもやもやをあたる…

けど、それを理解してくれるはずはなく、さらにもやもや…

 

そんな中で生活しております。

 

その中でカサンドラ症候群について知り、私ひとりではない

私が思っていることはおかしいことやダメなことではない

と思ったら、少しですが気持ちが楽になりました。

 

もし、今知らない人が、このカサンドラ症候群について知って少しでも楽になってくれたらとてもうれしいです。

 

 

 

 アスペルガー症候群

カサンドラ症候群をお話しする前に、簡単にアスペルガー症候群についてもお話ししておきます。

 

もう知っています。というかたは、スルーしてくださいね。

 

アスペルガー症候群とは…

「対人関係の障害」「コミュニケーションの障害」「パターン化した興味や活動」

の3つの特徴をもち、言葉の発達の遅れや知的発達の遅れがない場合を指す

発達障害のひとつです。

 

人間関係において困難が生じることがあります。これは、相手の気持ちや意図を想像したり、その場の「空気」やしきたりやしがらみなどの「暗黙のうちに成立する社会的ルール」を感じたり理解するのが苦手であるためです。

 

外見からは障害があることがわからず、知的障害はないため、

アスペルガー症候群の人は他人から「変わった人」という誤解を受けやすい傾向にあります。

 

 

カサンドラ症候群とは

カサンドラ症候群とは、家族やパートナーなど生活の身近にいる人がアスペルガー症候群(現在の診断名へ自閉症スペクトラム障害)であることが原因で、情緒的な相互関係を築くことが難しく、心的ストレスから不安障害や抑うつ状態、PTSD心的外傷後ストレス障害)などの心身障害が起きている状態を指す言葉です。

 

正式な疾患名ではないそうです。

 

カサンドラ症候群の症状

身体的なものと精神的なものがあります。

代表的な症状は

片頭痛

・体重の増加または減少

・自己評価の低下

パニック障害

抑うつ

・無気力

自律神経失調症  など

 

症状の程度によっては、日常生活に困って医療機関を受診しなければならないほど

まで高いストレス状態に陥ってしまう場合もあります。

 

カサンドラ症候群の原因

カサンドラ症候群を引き起こす発端には、身近な人のアスペルガー症候群の特性によるトラブルがあるといえます。

 

周囲の人たちは、アスペルガー症候群の特性だとわかっていても、

アスペルガー症候群の人と接していくうちに、うまくコミュニケーションが築けないことに自信をなくしてしまったり、周囲に相談しても理解をしてもらえないため、

孤独感を感じてしまう場合があります。

 

家族は毎日の生活の中で接する機会は多いですし、パートナーであればなおさら、

愛する夫・妻と心を通わせたいと思う気持ちは強いでしょう。

それが難しいときストレスを感じるのは、ある意味当然のことでしょう。

その結果、体調不良や抑うつ症状といった症状に陥ってしまうのです。

 

カサンドラ症候群の対処法

 カサンドラ症候群の症状であるうつ病の症状を緩和するために、薬物療法が行われることはあります。

しかし、カサンドラ症候群はコミュニケーションという対人関係から起こるものなので、薬物によって症状の緩和ができても、根本的な解決につながっているとは限りません。

 

・お互いを理解しようとする

お互いが相手の立場を理解しあうことが大切です。

たとえば、アスペルガー症候群の人が察することを求めすぎず、

「夫(妻)は相手のことを察することが苦手」だということを理解したり、

発達障害専門のプログラムや病院での受診などを通して、

本人がアスペルガー症候群であることを理解して受け入れることなどがあります。

 

自助グループを活用する

カサンドラ症候群は、周囲に悩みを相談しても理解してもらえず、

孤独感を感じてしまうものですが、同じ悩みやつらさを抱えたもの同士が、

お互いに支えあい、励ましあうことで、問題解決や克服を図る活動があります。

それを自助グループといいます。

 

・ネットで意見交換する

同じ体験をしている人のブログなどから、アスペルガー症候群との向き合い方を理解

しようとしている人もいます。

ブログだけではなく、自助グループのように、同じ悩みやつらさを抱える人たちが

お互いに励ましあっている方たちもいます。

 

・専門機関や病院へ相談する

アスペルガー症候群について理解していても、つらい場合も多いでしょう。

体調が悪い、ストレスが強いときは、ひとりで抱え込まないことが大切です。

心療内科や精神科といった医療機関、お近くの発達支援センターでも相談ができるので、まずは相談してみることをおすすめします。

 

・距離を置いてみる

ある程度の距離を置くことで、症状が改善する人もいます。

夫婦や家族の場合、別居という形をとるなどして、ストレスのもととなる対人関係

から離れることで、気を休めることだけではなく、冷静になったり状況を見つめ直したりすることができる場合もあります。

 

まとめ

カサンドラ症候群は、アスペルガー症候群がある人とのコミュニケーションにおいて、

家族や友人などの身近な人に起こる二次障害だといわれています。

また、アスペルガー症候群がある人との向き合い方で悩んでいたり、

カサンドラ症候群の症状があらわれている人は増えてきています。

 

正式な診断名がないこともあり、自分とアスペルガー症候群がある人、

二人の間の個人的な問題であると捉えられて理解が得られず、

ひとりで悩みやつらさを抱え込む方も多いようです。

 

カサンドラ症候群は、どちらか一方が悪い、どちらか一方が正しいというものではないため、

自分や相手を責めたり背負いすぎず、お互いに理解しあうための一歩を踏み出してみましょう。

 

 

頭では理解できても、つらい状況が続くことは多いと思います。

まずは、自分の気持ちを否定しないでください。

それでいいんです。変ではありません。ダメではありません。

どこかで、吐き出してあげてください。

 

 

私自身にも言い聞かせて、無理なくがんばっていきたいです。

一番は、一人でもあなたの理解者がいてくれることを願っています。

 

私は、昔から人に自分の感情や悩みを表出することが苦手です。

心配してくれても、「大丈夫」と言ってしまうタイプです。

手を差し伸べてくれた上司に、もっと甘えられるように。

(甘えるといっても、精神的に甘えるということで)

表出できるように、そこから意識していこうと思います。

 

 

私とだんなの生活を少し紹介しています。

興味が出てきましたら、こちらも読んでみてください。

 

nicochanharuharu.hatenablog.com

 

 

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